刻辞鹿頭骨

登録番号 R041038
時代‧年代 殷代
材質
遺跡所在地 殷墟小屯遺跡
遺跡名 中国河南省安陽県小屯村
寸法 長22.7cm 幅20.2cm

概要

本件は商王帝乙・帝辛期の刻辞鹿頭骨である。商王が方國を征討した後、帰路の途中で「蒿」の田で狩りを行い、獲物を捕まえて「文武丁(武乙と文丁)」を祀った出来事が記載されている。現在世界中で発掘調査で出土された刻辞鹿頭骨は二件のみで、其の二件とも中研院歴史語言研究所が所蔵している。本件の保存状態は良好で、鹿の頭骨及び角も保存されていた。