燭台(しょくだい)

登録番号 R023506
時代‧年代 隋唐
材質
遺跡所在地 殷墟小屯遺跡 243号墓
遺跡名 中国河南省安陽県小屯村
寸法 高12.0cm 幅7.0cm 奥行7.0cm

概要

燭台は日常品として使用される一方、灯具は仏教信仰の発展に伴い燃灯会で使用されてきた。南北朝期の墳墓で多く出土され、石質・金屬器・陶磁質の燃油灯台と燭台が確認されている。燭台は通常、台座単体で出土されることが多いが、本燭台は蝋燭と繋がった状態で出土され、其の状態から見るに持主は生前未使用で、此れが副葬品であることを明白に伝えている。本燭台の胎質は緻密で釉色はベージュである。比較的低温で焼いた為か、表面は乾いており光沢が無い。