刻辞亀腹甲

登録番号 R044852
時代‧年代 殷代
材質 骨角器・甲骨
遺跡所在地 殷墟小屯遺跡 試掘坑C113
遺跡名 中国河南省安陽県小屯村
寸法 長20.3cm 幅11.7cm

概要

本甲骨は商代後期第一期武丁期の卜辞で、甲骨文字の一部が赤色硃砂で塗られている。「丙子」の日に行われた貞人「韋」の占卜結果が記載されている。彼は卜問いで肯定的な問い「我受年(良い収穫が得られる)」と否定的な問い「我不其受年(良い収穫が得られない)」の二問により、今年の農作物収穫の良し悪しを占った。卜辞は卜兆を避けて其の横に刻すのが通常で、これを「避兆」と称す。それに対し、本件は卜辞が卜兆上に刻されており、これを「犯兆」と称する。