貝匙

登録番号 T0210044
時代‧年代 台湾新石器時代
材質
遺跡所在地 鎖港遺跡
遺跡名 澎湖県馬公市鎖港里
寸法 長10.5cm 幅1.2-3.3cm 厚0.2cm

概要

外観が匙のような貝器で、長細い形をしており、保存状況が良好であり、かつ器物は非常に薄手で精緻に作られている。器表にはやすりがけの痕跡がみられ、上方が狭く下端は広い形を呈し、側辺はきれいに磨いてある。特殊なところは頂部に穿孔していることで、ひもを通して装飾をつけ、携帯して使用したと推測される。澎湖の先史時代の人々が海洋の天然資源を積極的に活用していた生活文化を伝えるものであり、時代の特色をよく表している。