トルコ石象嵌衡端飾り
登録番号 | R015343 |
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時代‧年代 | 殷代 |
材質 | 青銅 |
遺跡名 | 殷墟西北岡遺跡 1136、1137号墓 |
遺跡所在地 | 中国河南省安陽県侯家莊 |
寸法 | 長10.95cm 幅6.3cm |
概要
衡端飾りは通常一対をなして、車衡(馬を繋ぐ横木)の末端に括り付けられる。本品はアーモンド形の薄い形状で、小さな盾のような形をしており、上端が丸く、下垂した末端は尖っている。表面はわずかに丸みがあり、背面には縦方向の半環形の鈕がつけられて、ひもを括るのに用いる。表面の縁には一周、環状の境界線が、また内側の上半には星形の角を持つ星獣面紋、下半には獣面が三角形をした三角獣面紋があしらわれていて、トルコ石で象嵌されている。分割鋳型によって鋳造されている。