双鳳玉珮
登録番号 | R020578 |
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時代‧年代 | 東周 |
材質 | 玉 |
遺跡名 | 琉璃阁遺跡 60号墓 |
遺跡所在地 | 中国河南省恵県城関鎮 |
寸法 | 長7.7cm 広4.6cm |
概要
墓主の身体の上から出土した。この珮玉は、二羽の鳳が一体となった形状をしている。玉は淡緑色で、全体の輪郭はおおむね円形、透かし彫りが施され、器形と装飾が調和している。玉珮の両側は上向きの鳳の頭があしらわれ、身体部分は環状をなして相接している。器身には外郭に沿って単線の陰刻の鳳の外形が彫りこまれ、内側には巻雲紋がちりばめられる。反対面の紋様は未完成で、紋様の方向が器形とは合っていないことから、もともと別の玉器だったものを造り変えたとわかる。
文物の透かし彫りは立ててお見せするのが難しいため、この模型をご参照ください。