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玉兎

登録番号 R001297
時代‧年代 殷代
材質
遺跡所在地 殷墟西北岡遺跡 1550号商王大墓
遺跡名 中国河南省安陽県侯家莊
寸法 長3.7cm 幅2.3cm 高0.7cm

概要

西北岡1550号大墓の49号番目な殉葬墓から出土された。体と頭がバラバラになった殺殉と違って、ここで殉葬した方の墓には一觚、一爵、一鼎などの青銅器、玦、戈などの玉器副葬品がある。墓主の頭の周囲には数が多い骨笄、玉笄があるため、女性だと推測される。

玉兔は淡い黄緑色で、細くて潤いし、透っているような感じがある。帯状褐沁はある。一面はより平い、もう一面は平たくてやや曲がっている。全体的は四方形、四足は俯いている。両面の目、鼻、口、耳、爪などの細かいところは雙線陰刻で表現される。穿孔は合計三組がある。それぞれは顎から尻尾の下までの對穿孔。前足の裏には孔があって、孔の下に両足の間は溝になった。そして背面の足の上には斜穿孔があって、顎から尻尾までにある對穿孔の中はその出口である。

文物のくり抜き彫刻は作れにくいため、本模型は実物と異なる場合がある。

1. 帯状褐沁
玉は長期的に水、土壌などの物と接触した後、その中にある鉄やマンガンなどの酸化物が侵入したからこそ沁色と呼ばれる現象である。
2. 對穿孔
顎から尻尾の下までには對穿孔がある。
3. 孔
前足の裏には孔があって、孔の下に両足の間は溝になった。
4. 斜穿孔
背面の足の上には斜穿孔がある、顎から尻尾までにある對穿孔の中はその出口である。